今晩は、秋田様。しばらくです。
最近、動画で日本未公開の海外SF映画を観賞して楽しんでいます。今回はその一つ、イギリスのSFサスペンス映画『ガンマ・ピープル』を紹介します。
ヨーロッパ中部を旅行中の新聞記者マイクとハワードの二人は、偶然の事故でグダヴィダという小国に迷い込む羽目に遭います。一見のどかな国なのですが、そこには天才的な頭脳と芸術性を持つ少年少女たちと、明らかに知的障害を持つ青年たちがおり、二人に襲い掛かります。
実はこの国には、五年前に消息を絶ったマッド・サイエンティスト、ボロンスキ博士が狂気の人体実験を行っていたのです。彼はγ線の照射によって、子供の知能を極限まで高める研究をしており、それで生まれたのが、あの天才児たちだったのです。そして青年たちは、逆に知能が落ちた上に自我まで失った『失敗作』であり、教授は彼らを忠実な手下として使い、クダヴィダを支配していたのでした。
人間の尊厳を踏みにじる博士の研究を、マイクとハワードは阻止することが出来るのか？
SFのジャンルとしては、ミュータントものに入りますが、特殊メークなどはなく、無表情な少年少女と、今でいうゾンビーのような雰囲気の青年たちの存在が、かなり不気味です。そして、クライマックスは派手な爆発シーンもあり、予想以上に楽しめました。
以前、書籍などで存在を知った映画ですが、最近あらすじを詳しく紹介しているサイトなどを見つけ、今回観賞してみました。。残念ながら字幕はなく英語はちんぷんかんぷんでしたが、それでも当時のSF映画の面白さを楽しむことが出来ました。
このような日本未公開のSF映画は、もっとソフト化されてほしいものですね。
では、(^o^)ﾉ ＜ おやすみー